クラシックなプロファイル「エチオピア ニグセ」
ベリーやグレープの果実味が華やかに口の中で広がり、余韻にはチョコのようなしっかりとした甘さが心地良く続きます。🍓🍇
2年連続で取り扱わせていただいています。エチオピア初代カップオブエクセレンス(それぞれの生産国で行われる品評会)1位ニグセ ゲメダ ムデさんの手がけるコーヒーです。
昨年のクロップはナチュラルながら、軽やかで繊細なシトラスが印象的でしたが、今年のクロップはエチオピアナチュラルらしい果実感としっかりと甘い印象です。
(2024クロップ)余韻まで続くピーチとマスカットの甘い果実味。アールグレイを思わせるフローラルなシトラスの印象。ナチュラルらしさに、シトラスの印象が共存している複雑で心地よい素晴らしいコーヒーです。
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生産地 :エチオピア グジ ベンサ
シャンタウェネウォッシングステーション
精製方法:ナチュラル
標 高 :1,950-2,150m
品 種 :在来種
生産者 :ニグセ ゲメダ ムデさん
エチオピアの首都アディスアベバから南に約266km、グジの地域の中でベンサの中の最大の街のDayeから約10kmにShantawena Village(シャンタウェナ村)があります。
平均約200年といわれる樹齢の原生林に囲まれており、この深い原生林を天然のシェードツリーとして、コーヒーが栽培されています。時代錯誤な無差別な森林伐採とその跡地での大規模コーヒー栽培といった手法とは無縁であり、この原生林との共生により、豊かな土壌が育まれ、その土壌により豊かな収穫が生み出されています。
ニグセさんがコーヒービジネスを始めたのは27年近く前のことです。農家の息子として、また小さいころから農場で働いて育った彼にとって、コーヒービジネスに身を置くことは難しいことではありませんでした。
ニグセさんがコーヒーの栽培を始めたのは16歳の少年でした。当時、ニグセさんは両親から受け継いだ土地から大量のコーヒーを集めていました。しかし、その農園はとても田舎にあり、農産物を運ぶのは困難極まる場所でした。そのため、収穫したコーヒーを地元の市場に供給する手段がありませんでした。
このジレンマに直面した彼は、ロバやラバにコーヒーを積み、長距離を歩いて、地元のさまざまな市場に自慢のコーヒーを売りに行きました。そうして彼は10年間地道に働き、経済が成長するにつれて自身の農園を拡大しました。さらにその地域の小規模コーヒー農家からウェットコーヒーを購入し、その地域に出現したコーヒー輸出業者や国の中央コーヒー市場に供給し続けるようになりました。
ただし、当時のエチオピアのコーヒー輸出業者は、コーヒー豆の販売価格が非常に低いため、コーヒー豆の販売はあまり経済的ではありませんでした。というのも、エチオピア商品取引所(ECX)が販売システムを掌握しており、農家はその恩恵を受けていなかったからです。2020年、ニグセさんにひとつのチャンスが訪れました。
エチオピア・カップ・オブ・エクセレンス コーヒー・コンペティション(以降COE)。このコンペティションには1,400以上のコーヒー生産者が参加しましたたが、そのうちの1つがカラモ・ケベレのニグセ・コーヒー農園からのものでした。 COEでは、何百もの農園が審査員にコーヒーを提出されましたが、87点以上を獲得した上位30名のみが国際的な勝者となり、そのコーヒーはオークションにかけられます。
このコンペティションで、ニグセのコーヒーは91.04点(エチオピアのCOEコンペティション史上最高得点)で優勝しました。
