アナエロビックの生みの親「El Diamante」
シナモンの甘い香りとりんごの優しい酸味
はまさにアップルパイ。巨峰を思わせる厚みのある甘さとリッチな質感。
シナモンの甘い香りの余韻が長く続きます。
アナエロビックの生みの親。
2014年のコスタリカの品評会(COE)で得点では7位入賞、落札金額は2位と鮮烈なデビューをしたアナエロビックファーメンテーションを作り出したカフェデアルトゥラ社、エステバンさんの生み出す「El Diamante ≒ The Diamond」
今では当たり前になった発酵系と言われるコーヒー。その全てのルーツをぜひ体験してください。
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生産地 :コスタリカ ウエストバレー ナランホ
El Manantial農園
精製方法:アナエロビックナチュラル
標 高 :1600m
品 種 :Kenia
輸出業者:Café de Altura
アナエロビックファーメンテーション(以下アナエロビック)を生み出したコーヒーカンパニー、カフェ・デ・アルトゥラは、小規模生産者からコーヒーチェリーを買い付け、精製から輸出までを担うコスタリカ有数の大企業だ。
エステバンさん(上の写真の男性)が考案した、のちにアナエロビックと呼ばれる実験的なコーヒーを『エル・ディアマンテ(ダイヤモンド)』と銘打って、2014年のカップ・オブ・エクセレンスに出品しました。この新しい精製方法を登録する必要があったので、そのとき初めて『アナエロビックファーメンテーション』という名前を付けました。このコーヒーはこれまでにないフレーバーを備えていて、カッパーに衝撃を与え、最終的に7位を獲得しました。
その翌年、エル・ディアマンテのコーヒーを携えてワールドブリューワーズカップでオランダ代表が五位を獲得しました。また、アナエロビックのフレーバーは非常に新しかったことから、SCAのフレーバーホイールに改定が加えられるなど、大きなムーヴメントを巻き起こしました。
今や、世界中の生産者がこぞって導入する精製方法となったアナエロビック。しかし、エル・ディアマンテは単なるアナエロビックを超えて他の追随を許さないブランドを確立しています。
これまでミューシレージは発酵によって取り除かれるものでしたが、その不要とされているものをフレーバーを生み出すために活用しているのです。
具体的に言うと、選定したコーヒーチェリーからミューシレージを採取し、それをほかのコーヒーに添加して発酵させます。それによってフレーバープロファイルがより複雑になり、深みが増すのです。
さらに、発酵は厳密にコントロールされています。発酵の経過時間はもちろん、pH、糖度、温度、タンク内の内圧などを計測、管理していますが、さらに要素を加えるべく、新たに発酵タンクを設計しました。
従来型のタンクはただの樽のようなものでしたが、回転するタンクを開発したのです。撹拌という要素が入ることによって、可能性がさらに広がりました。とはいえ、コーヒーチェリーは農作物なので、その時々で熟度も糖度も異なります。丁寧に選別し、コーヒーの状態に合わせて様々な要素を調節します。このようにして、毎年一貫性のある卓越したコーヒーを作ることができます。他社の三歩も四歩も先を行っていると言えるでしょう。
